2009-01-01から1年間の記事一覧

かぶら寿し

富山の実家から届きました。かぶがみずみずしくて、とても美味しかったです。 寒鰤を使っているなんて、贅沢ですね。

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST

最近、毎週楽しみに観ているアニメです。(TBS系日曜5時〜) 片腕片脚を失い機械で補っている主人公と、身体を失い魂のみを鎧に定着させて存在している弟が、自分たちの身体を取り戻すために、賢者の石を探し旅をするお話です。人間、生と死、などの重いテー…

積極-愛のうた-

人に借りた漫画なのですが、表題作がとても良かったです(それ以外はイマイチ)。 退官間際の教授にほのかな恋心を抱いている院生のお話です。 数年前に読んだ『センセイの鞄』も割とこんな感じの話でした。高校時代のセンセイと主人公(ツキコさん)の穏や…

ギタンジャリ

前に読んだ『迷い鳥』と比べて、長い詩が多いです。訳注があるのが助かります。 ・25・ 疲れた夜には私の信頼をあなたに託して あらがわず ぐっすり眠らせてください。 あなたへの礼拝の貧しい準備に 私の萎えた心をかりたてないでください。 昼間の疲れた目…

Waltz For Debby;Bill Evans Trio

秋になると、ワルツが聴きたくなりますね。 二十歳前後の頃はワルツと言えばSatieの『Je te veux』でしたが、最近はこれです。一音一音が綺麗で、オシャレな感じです。ピアノの音って、いいですよね。

職業としての政治

本屋で平積みされていた本著を偶然購入しました。第1次大戦敗戦後のドイツでの講演を本にしたものです。 国家は暴力のもとに基礎づけられている。そのため、政治家には倫理が要求され、特に要求されるのは責任倫理である、というのが彼の主張でしょうか。 …

迷い鳥

「大学生のとき、友人に『タゴールも知らないのか』と言われた」という人の話を聞き、読んでみようと思いました。いろんな種類の詩が入っていて、幻想的だったり、教訓めいていたり。読み終えたとき、満たされた気持ちになります。 ・・ 夏の迷い鳥が、わた…

カラマーゾフの兄弟 下巻

やっと読み終えました。エピローグを読んでいて読み終わってしまうのが惜しいくらい、良かったです。下巻は、上巻でアリョーシャに噛み付いたイリューシャ少年の話から始まり、イワンの話(真犯人を探し出し、混乱の中、悪魔との対話)、裁判が始まりそして…

カラマーゾフの兄弟 中巻

やっと中巻を読み終えました。前半は、ゾシマ長老の若い頃の話と、ゾシマ長老の逝去に打ちのめされ堕落しそうになるアリョーシャの話。後半は、ミーチャを中心として話が進み、フョードル殺害とその容疑がミーチャに掛けられ連行されるまでが、サスペンスタ…

恋する惑星

日曜の朝だというのに、早起きしてしまったので、早朝映画祭をしました。ウォン・カーウァイは、『2046』を映画館で見て以来です。 別れた恋人のことが忘れられない警官233番(金城武)と、金髪の女性(ブリジット・リン)の出会いと関わりや、飲食店…

カラマーゾフの兄弟 上巻

世界的に有名な本を読んでみました。全体としては、強欲で好色なカラマーゾフの血を引く、父と3兄弟+1名のお話です。 上巻は、兄弟達の生い立ちと、エピソードから登場人物の性格や立場を紹介している感じでした。[父]ヒョードル:強欲、好色、芝居がか…

コレリ大尉のマンドリン

以前にテレビで放映されて録画したまま、見ていなかったものを見ました。 第2次世界大戦下のギリシャの島に住むペラギア(ペネロペ・クルス)と、その島を統治しにきたイタリア軍のコレリ大尉(ニコラス・ケイジ)の恋の物語です。物語の中盤までは、いろん…

モンスーン・ウェディング

実家でインド映画を見ました。ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞だった作品です。インド映画といえば「ムトゥ 踊るマハラジャ」を思い出しますが、「ムトゥ」のように歌って踊る話ではなく、そういった意味では普通の映画です。 ストーリー的には、結婚を間…